海外銀行口座を開設するメリットとは?口座の作り方・注意点をFPが解説!
と住所確認書類を提出して行うのが一般的です。
国際口座であれば、日本にいながらインターネットで口座を作ることができます。ただし国際口座は、一般的な口座に比べて最低預入額や口座維持手数料が高額になることが多く、注意が必要です。
海外銀行口座を利用する際の注意点
海外銀行口座を利用する場合には、次のような点に注意する必要があります。
口座維持手数料がかかる
日本では口座を持っているだけで手数料を取られることは基本的にありませんが、海外銀行口座では毎月数百円〜数千円程度の「口座維持手数料」がかかるケースも少なくありません。
一定以上の預入残高や取引があれば手数料が無料になる場合もありますが、利用する銀行の口座維持手数料はよく確認しておく必要があります。
日本に住んでいれば日本の税制が適用される
香港やシンガポールをはじめ、投資により得た収益が非課税となったり、日本よりも税率が低い国もあります。このような国に節税目的で口座を開設しようとしているなら要注意です。
なぜなら、日本に住んでいると海外で得た収入に対しても日本の税制で課税され、日本で納税する義務があるためです。海外銀行口座を開設して投資をしても、税制面でのメリットは受けられません。