父の日のプレゼントにいつもと違ったネクタイはいかが?後編
その時点で自分の中になかったものを取り入れられているんですよね。普段、自分が選ばないものでも受け入れる余裕ができるんです」
中間のデザインは、2人の好みを繋いでくれる、ひとつの突破口なのかもしれません。中間のデザインは普段使いに、女性好みのデザインはちょっと特別なときに、といった使い分けもしてもらえると考えれば、贈るほうとしても安心ですね。
また、プレゼントするだけでなく、つけた姿を実際に「認めてあげる」「褒めてあげる」ことも重要。普段と違う自分に対する自信のなさが払拭されて、堂々と外に出られるようです。ストライプにドット柄のネクタイを決め、いかにも“おしゃれ”な須永さんでも、見慣れないファッションに悩むことはあるらしく、そういうときは「人に聞く」そうです。
自分が贈ったネクタイをつけてもらって、褒めるのは簡単です。だって、自分が良いと思ったものだから。
素敵だな、って思いますよね。
「お酒好きのお父さんにはこれ!」と須永さんが見せてくれたのが、黒地にお酒の絵柄がプリントされたデザインのネクタイ。実は裏側に「DO NOT DISTURB(飲み過ぎて眠いからおこさないで!)」というメッセージが潜んでいます。