2016年8月9日 12:06
使いかたに注意! ママに向ける「大変だね」という言葉への違和感とは
他の子と比べたことがないので、大変も何もわからないのだ。
他の子と比べ始めればキリがない。アレルギーだけでない、発達、成長、読み書き計算、スタイルや顔など…比較対象は無数にある。そこで比べては私も大変だし、何より子どもが苦しむ。自身も比べられるのはイヤだったから、産後から母子ともに周りと比べることを止めた。
“アレルギーのない子のほうが楽”と予想はできるが、それは私の人生ではない。私の人生はアレルギー持ちの長男がいること。アレルギーのない他の子が良かったなんて思うはずもなく、アレルギー云々に関わらず、彼が私の長男でなければ絶対にイヤなのだ。
「大変だね」という言葉の使いかた
我が家には次男もいるが、次男は今のところアレルギーがない。その代わり驚く程のヤンチャでケガが絶えず、母としては心臓が足りないと思ってしまうほどだ…。「何が大変か」なんて物の見方ひとつで変わるものであり、子育ては誰しも大変なものだろう。「大変だね」という言葉は難しくて、言われて「そうなんですよ~あんなこともあって大変で…」と話が弾む場合もある。でもそれは目上の人、おばあちゃん世代の人とか、支援センターの人に言われた場合に限るように思う。