親や兄弟よりも気を遣わないでいられる」–おしどり夫婦が語る、パートナーとの向き合いかた–
そう思ったきっかけは3.11だったかもしれません。
この人なら「無理しなくても良い」と思えた
‐結婚の決め手になったことはなんでしたか?
美帆:
私はもう一生結婚はしないだろうなぁと思っていたときに彼と出会ったんです。自分がこの人と結婚したいと思ったというよりは、なんかいろんな人に騙されたりしてたんで、放っておけないなと思って(笑)。
‐お付き合いしていた頃には、結婚したらどんな生活を送りたいと考えていましたか?
慎治:
自然体でいられて、無理をしないで過ごせたら良いなと思っていました。
美帆:
私も同じです。過去の経験から、本来の姿を変えてまで結婚生活を維持していくのは絶対無理だとわかっていたので。
‐どんな人がパートナーだったら自然体でいられますか?
美帆:
相手を変えようとしない人かな?
慎治:
感覚的に自然体でいられると思える人ですかね。
僕たちは、「そろそろ掃除をしないとまずい」と感じる我慢の限界点や、生活面で気になる部分が近いんです。
お互いにあまり細かいタイプではないので、掃除も気づいたほうがやります。こういった感覚的な部分は、付き合っている段階でなんとなくわかっていたので、お付き合い後1ヶ月で結婚しました。