財形貯蓄のメリット・デメリットとは? 夫婦の貯蓄術に加えるべき?
財形年金貯蓄は老後の資金づくりが目的で、満60歳以降に年金として受け取れる制度です。利用には以下の条件があります。
- 積立期間は5年以上継続する必要がある
- 利用可能な年齢は満55歳未満まで
- 1人1契約のみ可能
- 元利合計が550万円まで利息は非課税
- 受け取り期間は満60歳以降、5年以上20年以内
3.財形住宅貯蓄(勤労者財産形成住宅貯蓄)
財形住宅貯蓄は、マイホームの購入やリフォームなど、住宅に関するものに使うことができます。利用条件は以下となっています。
- 積立期間は原則5年以上継続する必要がある
- 利用可能な年齢は満55歳未満まで
- 1人1契約のみ可能
- 元利合計が550万円まで利息は非課税
- 払い出しの要件は、住居購入や75万円を超える工事費用がかかる場合
中古住宅の場合は築20年以内のもの、耐火構造の場合は築25年以内のものが払い出しの対象となります。
どのように始めるの?
財形貯蓄制度は、企業の福利厚生として導入されています。そのため、勤務先の会社が制度を導入していることが前提となります。
また、正社員だけでなく契約社員やパートの利用も認められています。
ただし、契約社員やパートの場合は、一定以上の勤務期間が見込まれることが条件となります。