北川景子、吉本興業の創業者がモデルのヒロイン演じる 山崎豊子生誕100年記念ドラマ主演に決定「驚きました」
山崎豊子生誕100年記念テレビ朝日ドラマプレミアム『花のれん』で主演を務める北川景子(C)テレビ朝日
俳優の北川景子が、山崎豊子生誕100年記念テレビ朝日ドラマプレミアム『花のれん』(来年放送予定)で主演を務めることが決定した。
『白い巨塔』『華麗なる一族』『不毛地帯』『大地の子』など、社会問題に鋭く切り込んだ数々のベストセラー小説で知られる作家・山崎豊子さん(1924年-2013年)。テレビ朝日開局60周年記念5夜連続ドラマスペシャル『白い巨塔』(2019年)、2夜連続ドラマスペシャル『女系家族』(21年)も話題となった。
今なお人々を魅了する山崎さんの“生誕100年”を記念し、初期の代表作であり、直木賞受賞作でもある『花のれん』を、このたびドラマ化することが決定。明治~昭和という激動の時代、“女性プロデューサー”の先駆けとして道を切り拓いた稀代の女性興行師・河島多加(かわしま・たか)の生涯を描く壮大なヒューマンドラマとなる。
原作は、山崎さんが吉本興業の創業者・吉本せいさんをモデルに、ショービジネスに人生を捧げたひとりの女性を情緒豊かに描き上げた傑作小説。せいさんをモデルとした主人公・多加は、今でいう“オーディション制”をいち早く採り入れ、“物販”でファンを獲得して勢力を拡げるなど、現代のエンタメ戦略の土台を作り上げた“日本エンターテインメント界の母”ともいうべき人物。