小嶋陽菜、自ら創り上げた“比べられない場所”…成功へと導いたパブリックイメージを覆す“責任感”
このシチュエーションなら、この色のワンピがいいかもって、合わせ方も頭で想像できるようになりました。10年前はとにかく忙しくて、言われたことをこなすのに精いっぱいでしたけど、今は一緒に考えたり、PRには何が重要か打ち合わせしたりもできるようになりましたね。
■部下への発言には最後まで責任を持つ「この人になら言われても仕方ないと思ってもらえるように行動」
――AKB48時代の小嶋さんは、フワっとしていて、自由で我が道を行くようなパブリックイメージもあったかと思います。写真集のインタビューでも、「真面目ということに世の中もファンも気づいてくれない(笑)」と仰っていましたが、世間とのイメージのギャップに悩んだことはありますか?
【小嶋陽菜】AKB48時代は、ライブでMCを考えたり演出をプロデュースしたりもしていたので、ファンの方は気づいてくれているのかもしれないですけどね(笑)。でも、テレビに出ている印象は確かにフワっとしていたかもしれないです。当時は自分でも、まさか経営者になるとは思ってもいなかったので。その頃は確かに、自分の意志はあまり言わないようにしていた部分はあります。
――それが、会社を経営するようになって、言わないといけなくなった?
【小嶋陽菜】そうですね。