小嶋陽菜、自ら創り上げた“比べられない場所”…成功へと導いたパブリックイメージを覆す“責任感”
――写真集のインタビュー内に、ご結婚や出産について、「仕事や会社のことを優先しているから、自分のことはどんどん後回しになっている」とご回答もありました。周囲のライフステージが進むことで、不安や焦りを感じることはよくありますが、小嶋さんご自身はどのような気持ちになることが多かったですか?
【小嶋陽菜】もしかしたら私、あんまり人と比べていないのかもしれないです(笑)。焦ってもいないし、いつか結婚もしたいなと思っているけど、今じゃなくてもいいかなと。
――AKB48でアイドルとして活動されている時は、周りと比較される毎日だったのではないでしょうか?
【小嶋陽菜】そうですね。総選挙の順位、握手会の売り上げや、ポジションと、ずっと比べられる環境にはいました(笑)。でも、それに捉われすぎないように、自分で違う場所を作っていった感じかな。そうしないと、やっていられなかったのかもしれないです。
――違う場所を作ることで、自分を保っていた?
【小嶋陽菜】はい。
アイドルとして活動していたとき、グループのことで悩むことがあっても、別の分野のコミュニティに行くと、たいしたことではない、悩まなくてもいいことなんだと思考をリセットすることができていました。