春の訪れを伝えるのは、チョコレート。【Nahoのおパリ文化回覧帳 vol.2】
最後にパリの有名ショコラティエを。このチョコレート戦線に勝つため、各店思う存分腕をふるっております故、皆さんどれも魅力的なのですが、今回一番ユーモアとアーティスティックさを感じたアラン・デュカスをご紹介したいと思います。個人的にもここのタブレットショコラの大ファンです。デュカスは、カカオ本来の美味しさを突き詰め、産地とその特色を最大限に生かしたチョコレートを作りをモットーとしています。 一口頬張るだけで、口の中いっぱいにカカオの風味が広がって、素材そのもののクオリティーの高さと個性を一度に実感し、感動すら覚えるほど。今月末に東京・日本橋に初上陸するとのこと。
もし、初めて名前を聞くわ!という方がいらしたら、ぜひ記憶に留めていただきたいです!
こちらはオペラ地区からもほど近い、マルシェ・サントノレ通りにある店舗。幾何学模様がかわいい、Poisson d’avril(エイプリルフール)仕様のショーウィンドウ。入口を入るとすぐに、パックの陣営が並んでいます。まず最初はブラックチョコレートと薄焼きクレープがミルフィーユのように層をなした L’oeuf feuilleté がお目見え。