春の訪れを伝えるのは、チョコレート。【Nahoのおパリ文化回覧帳 vol.2】
ブラックとミルクのノーマルか、プラリネで選べます。絵柄だけでちょっぴりファンタジックな気分にさせられ、これだけでも何だか楽しい気分になれるのは私だけでしょうか。 4つ入り卵パックのチョコの中はプラリネチョコが入っていて、ココナッツ、ピスタチオ、アーモンドにノワゼットの4種類。しかしどう見ても本物の卵にしか見えない。チョコレートマークがなかったら、間違えるわ絶対。
私はチョコレートを毎日欠かさず食べるほどチョコフリークなのですが、フランスのショコラティエは、ダイナミックで味も見た目も表現力に富んでいます。目でも舌でも味わえるって、食事の醍醐味ですよね。チョコレートを食べると、疲れていようがいまいが、ふわ〜っと体が軽くなって、幸せな気持ちが体の底から沸き上がってくるあの感覚。
本当、魔法のような不思議な食べ物です。だから、街中にこうしてたくさんのチョコレートが溢れているこの時期は、見ているだけでもあの恍惚感を呼び起こし、幸せな気持ちになれるんですよね。
今年は雪もたくさん降って、長く寒い冬でしたが(まだまだ寒いけど)、3月25日からはいよいよサマータイムが始まります。春を迎える喜びを、パリの皆がパックと共にお祝いすることと思います。