こんな寒い日のおやつは、クレープできまり。【普段着のフランス vol.2】
これを温めてお好みの具を挟んだりソースをかければいいだけ。おやつコーナーもクレープがいっぱい。
そりゃお手製のクレープがなんといっても美味しいですが、フランスの女性たちはみんな忙しいですからねえ。家族の多いご家庭なんて、いちいち一枚ずつ焼いてられないと思うし。
頑張って丁寧に焼いても、ペロって食べちゃう!
さて、我が家のキッチンで焼くクレープは、家族全員好みがバラバラでして。うちの夫はアプリコットジャムに砂糖をかけて、娘はチョコレートまたはマロンペースト、そして私はレモン汁にお砂糖かけて、といつも大体のパターンが決まっています。
そういえば、フランスは2月2日が「シャンドルール」といってクレープを食べる日なんですよ。この日のために早めに小麦粉とか買っておかないと、スーパーでも売り切れなんてことになりかねません。その後に続くマルディグラとかでもクレープを食べたりするので、やはり冬のおやつの定番といえるのではないでしょうか。
よく考えてみたら、夏にはあんまりクレープ食べないかも。 クレープを焼くときの、小麦粉と卵とバターの焦げる匂いが家じゅうに広まって気持ちまで暖かくなる、寒い日のおやつなのです。