「旅するデザイナー」がおすすめする旅先でのお土産たち!【vol.17 奈良県/取っておきたくなるパッケージ!本家菊屋の和菓子】
老舗の風格と品格が遠目からも感じられ、400年前にタイムスリップしたかのような気分に。天井には長年使用されてきたお菓子の木型がぎっしりと敷き詰められています。建物だけでなく、年季の入った家具や、大切に使い続けている昔ながらの小物などからも「本家菊屋」が歩んできた歴史の重みを感じることができます。その昔、豊臣秀吉をもてなすためのお茶会に献上した餅菓子が絶賛されたことがきっかけで、地元や奈良県の人々からずっと愛され続け「本家菊屋」の家系は26代も続いているのだそう。
オススメ土産の「鹿もなか」は、あっさりとした上品な甘さに練り上げたこし餡がたっぷり詰まっている昔ながらの最中。皮はサックリとした食感で餅米がふわっと香ばしく香り、餡は北海道十勝産や丹波産の厳選した小豆を使用し、滑らかな餡が口いっぱいに広がります。食べやすく品のある厚さもオススメのポイントです。
「菊之寿」は、50年以上販売し続けている代表的な商品とのこと。練乳を含ませた洋風生地をわざと割れやすく作り、餡には上生菓子に使われる白小豆に希少な福白金時豆をブレンド。