#goodevent / tokyo 展覧会をひとつの作品に見立てた新体験-六本木「クリスチャン・ボルタンスキー ―Lifetime」開催【プチDIY女子達のお部屋案内】
段階的に消えていく電球は、人生において死が必ず訪れるものであることを示しているのです
ぼた山
《ぼた山》 2015 / 衣類、円錐形の構造物、ランプ / 作家蔵
© Christian Boltanski / ADAGP, Paris, 2019, © MACs_Grand Hornu, Belgique, Photo by Philippe De Gobert
ぼた山とは、炭鉱の採掘の際に出る捨て石を積み上げた山のこと。ボルタンスキーは、2015年にこの作品をベルギーのグラン=オルニュ(1810年に建造された旧ボリナージュ炭坑複合施設)で展示するために制作しました。大量の黒い衣服が積み重なってできた山は、炭鉱で働いた多くの人々の存在を象徴すると同時に、その個性と思い出がはかなく消えてしまうことをも暗示しています。
クリスチャン・ボルタンスキー ―Lifetime
会期:2019年6月12日(水)~9月2日(月)
場所:国立新美術館 企画展示室2E(東京・六本木)
https://boltanski2019.exhibit.jp
出典: goodroom journal
記事提供元:リノベーション・デザイナーズ賃貸 goodroom(グッドルーム)