開催レポ!”食”をテーマに九州初上陸した現代版寺子屋「スクール・ナーランダvol.5佐賀・願正寺編」
テクノロジーによって未来を形作っていく選択肢が増えていけば、思いもよらぬ食のあり方が当たり前に選ぶことができるようになる未来が広がっていきますが、あくまでもそれらを活かしたライフスタイルを受け入れていくかどうかは人それぞれです。
例えば、テクノロジーによって多様な選択ができるようになった未来に、あなたはどのような食生活を選び、送っているでしょうか?選択肢に挙がったのは、「ガス食」「電気食」。20XX年には今では考えられないようなライフスタイルが当たり前に受け入れられている世界になっているかもしれません。こちらのショートストーリーは、会場で実際に話に挙がったトピックです。
20XX年の地球の食卓
長谷川さんのお話では、具現化された「ありうる世界」を提示された時のざわざわした感覚や、葛藤する感覚に気づくことができました。
生きることは殺すこと
私たちが食べ物を食べるには、植物や動物を殺す必要があります。「せっかく頂戴するいのちだから、一つ一つを粗末にしちゃいけない。ありがとうと生きていくしかない。」
このように話す僧侶の松月博宣さんは、仏教の考えを例に出しながら、殺すことでしか生きることができない私たちの食への向き合い方について語り、当たり前に成り立っている状況も「当たり前ではなく有り難いもの」