ファッションから本当の幸せを考える。エシカルなレザーブランド【andu amet】の想い
ハンドメイドへの熱意と職人への敬意、そしてandu ametというブランドに込められた真意が、こうした製品づくりのなかから感じとれます。
関わるすべての人に、喜びを感じてもらうことを理念とするandu amet。
現在は東京・神宮前にコンセプトショップも構えています。
今回は店舗へお邪魔して、ブランドの代表でありデザイナーを務める鮫島弘子さんへandu amet立ち上げに至るまでの経緯と想いについてうかがってきました。
エチオピアへ住むことになったきっかけ
鮫島さんが起業したのは約8年前、2012年のこと。
andu amet立ち上げとなる直接のきっかけは、ボランティアとしてエチオピアに住んだことがはじまりだそうです。
「新卒で企業へデザイナーとして入社しました。この頃はまだ、ファストファッションという言葉はありませんでしたが、大量生産・大量消費がはじまった時代でした。勤めていた会社では、ちょうど私が入社したときに商品のすべてが中国製へと切り替わって、残業してでもどんどん新しい商品をつくる毎日でした。」
新しい商品を次々とつくり上げる日々を、はじめこそ楽しんでいた鮫島さん。