ファッションから本当の幸せを考える。エシカルなレザーブランド【andu amet】の想い
ネットワークを広げることで、起業のためになる情報を教えてもらったりしました。」
(※)pro bono publicoの略。各分野の専門家が、職業上もっている知識・スキルや経験を活かして社会貢献するボランティア活動全般や、それに参加する専門家自身を指す。
起業前は、かなり精力的に行動していた鮫島さんですが、自分のブランドを持つことへの熱意だけでなく、この時期は人との出会いにも恵まれたといいます。
「“やってみたらいいよ”と応援してくれる人に出会うことが多くて。タイミングよく共通の興味がある友達がいっぱいできたりとか。プロボノなど、やっていなければ最終的に自分一人では起業していなかったと思います。本当に“流れに乗ったな”という感じですね。」
偶然が続きエチオピアに運命を感じる
不思議な縁の話は続きます。
「andu amet」を大殺界の仏滅に起業するくらい、普段は「縁起」などまったく気にしないという鮫島さんですが、振り返ってみると要所要所で「運命」を感じることがあったといいます。
「冒頭で話したJICAのボランティア派遣先ですが、正確にはデザイナーとしてアサインのあった国がエチオピアを含めて4カ国あったんです。