映画俳優組合(SAG)賞のノミネーションが発表になった。俳優の演技に焦点を当てるSAGにおいて、いわゆる“作品賞”的位置付けとなるアンサンブル部門に候補入りしたのは、『ストレイト・アウタ・コンプトン』『マネー・ショート 華麗なる大逆転』『スポットライト(原題)』『ビースト・オブ・ノー・ネーション』『トランボ(原題)』の5作品。
ノミネート作品その他のニュース&画像
『スポットライト(原題)』はすでにオスカー候補入り間違いなしと思われている作品だが、ほかの4作品は、このノミネーションで大きなはずみをつけた。SAGのアンサンブル賞受賞作は、過去20年間の間に10回、オスカーの作品賞を受賞しており、確実ではないもののオスカー予測の上で欠かせない材料となっている。主要部門のノミネーションは以下のとおり。
アンサンブル部門
『ストレイト・アウタ・コンプトン』
『マネー・ショート 華麗なる大逆転』
『スポットライト(原題)』
『ビースト・オブ・ノー・ネーション』
『トランボ(原題)』
主演男優部門
ジョニー・デップ『ブラック・スキャンダル』
エディ・レッドメイン『リリーのすべて』
レオナルド・ディカプリオ『レヴェナント:蘇えりし者』
マイケル・ファスベンダー『スティーブ・ジョブズ』
ブライアン・クランストン『トランボ(原題)