くらし情報『“ハリポタ”監督が『ターザン』を新生させた理由』

2016年5月20日 11:08

“ハリポタ”監督が『ターザン』を新生させた理由

監督は「アウトサイダーであること、何かを切望するということ、愛する人のために何をするかといった普遍的なテーマを取り上げ、それを大がかりなアクション・アドベンチャーの中心に据えて、その周りで素晴らしい展開がある」という。

そこで監督は、徹底的に身体を鍛えあげたアレクサンダー・スカルスガルドをターザン役に据え、舞台になるジャングルをすべて“セット”で撮影することにした。スタッフは数千本の植物をスタジオに持ち込み、本物と見分けがつかないリアルなジャングルをスタジオに創造。結果として天候や自然環境に左右されずに、監督の思う通りのカメラアングルから何度でも撮影できる理想的な環境が整えられた。さらに劇中にはヌーの大群が疾走する場面や、獰猛なカバが暴れるシーンなど、デジタル技術を駆使した場面も多く盛り込まれているという。

全世界の熱狂的なファンからのプレッシャーに打ち勝って“ハリポタ”シリーズを成功に導いたイェーツ監督が、幾度となく映像化され、伝説と化した“ターザン”をどう描くのか? その全貌は明らかになっていないが、ターザンの魅力を失うことなく、壮大なスケールのドラマが描かれることになりそうだ。

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