くらし情報『M・スコセッシ監督、『沈黙-サイレンス-』を語る』

2016年10月19日 16:57

M・スコセッシ監督、『沈黙-サイレンス-』を語る

M・スコセッシ監督、『沈黙-サイレンス-』を語る

(左から)窪塚洋介、マーティン・スコセッシ、浅野忠信


遠藤周作による戦後日本文学の金字塔「沈黙」を完全映画化した『沈黙-サイレンス-』の来日記者会見が10月19日、都内で行われ、来日中のマーティン・スコセッシ監督をはじめ、日本人キャストの窪塚洋介、浅野忠信が出席。会見では完成を間近に控えた本作のフッテージ映像が約15分にわたり上映された。

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本作はスコセッシ監督が1988年に原作と出会って以来、映画化を熱望し、長年暖め続けてきた待望のプロジェクト。17世紀江戸初期、激しいキリシタン弾圧の中で棄教したとされる師の真実を確かめるため、日本にたどり着いた宣教師が目撃したものとは?アンドリュー・ガーフィールド、リーアム・ニーソン、アダム・ドライバーをはじめ、日本からは窪塚と浅野、イッセー尾形、塚本晋也、小松菜奈、加瀬亮、笈田ヨシら実力派が集結した。

会見前日に第28回高松宮殿下記念世界文化賞受賞したスコセッシ監督は、黒澤明や溝口健二といった日本映画界の名匠をあげ、改めて日本文化への敬意を表明。自身の人生やフィルモグラフィを振り返りつつ、「宗教が色濃く反映された人生を歩んだ中で、『信仰とは何か?』という原作の問いかけをより深く掘り下げなければいけないとずっと考えていた」

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