2012年3月にスタートして以来、様々な男女の組み合わせで開催されてきたリーディングドラマ『Re:(アールイー)』。この12月、Session5として新たに3組のコンビがあるカップルの恋模様を描き出す。今回はそのうちのひと組、リハーサルを行ったばかりの田中直樹(ココリコ)、三倉茉奈と、作・演出の土田英生に話を聞いた。
リーディングドラマ「Re:」 Session5 チケット情報
1通の間違いメールで出会ったふたり。彼らはいつしか恋に落ち、共に時間を重ねてゆく――。『Re:』はあるカップルの10年間をメールのやりとりで紡ぐ物語だ。「心情がとってもリアルなんです。このふたりの恋愛は絵に描いたような、王子様とお姫様のラブストーリーじゃない。
オフィスで隣の席の子が経験しているような恋愛。そして自分にも心当たりのある後悔やすれ違いがたくさん織り込まれているんです」と物語への思いを語るのは、元々この作品のファンだったという三倉。「脚本を読んでいると、10年という時を経る感覚が体にすっと入ってくる。ノンフィクションのような作品です」と田中も言葉を続ける。一方、この作品を生み出した土田は「今まで70本くらい脚本を書いていますけど、『抱きしめたい』なんてセリフが出てくるのはこの話だけ」