くらし情報『ウエンツ瑛士らの繊細な演技で普遍的なテーマを描く』

ウエンツ瑛士らの繊細な演技で普遍的なテーマを描く

元々は米国発のミュージカルだが、普遍的な人間ドラマへと押し上げたのは、日本版演出の鈴木裕美の手腕だろう。艶のあるダンスで圧倒する中河内雅貴が〈1920年代の象徴〉役としてアンサンブルを率い、"個"と"時代"の対比を鮮やかに照らし出していたのも印象に残った。

公演は10月17日(土)から11月1日(日)まで東京・天王洲 銀河劇場、11月7日(土)・8日(日)大阪・新歌舞伎座にて。チケットは発売中。

取材・文佐藤さくら

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