くらし情報『佐々木蔵之介、究極の愛を描く舞台は「演劇を信じる挑戦」』

2016年4月25日 17:41

佐々木蔵之介、究極の愛を描く舞台は「演劇を信じる挑戦」

佐々木蔵之介 撮影:源賀津己

佐々木蔵之介 撮影:源賀津己


佐々木蔵之介の主演舞台『BENT』が7月、世田谷パブリックシアターにて開幕する。

【チケット情報はこちら】

イギリス演劇の傑作と呼ばれる本作、その舞台となるのは1930年代のベルリンだ。ナチス強制収容所の過酷で絶望的な状況下においても、真実の愛を求め、人間としての誇りを失わずに生きた男たちの物語が展開する。これまでに刑務所(『ショーシャンクの空に』)や精神病棟(『マクベス』)といったタフなシチュエーションの舞台に挑んできた佐々木は、「またこういう芝居か…と」と苦笑を見せるが、すぐさま背筋を正して静かに意気を込めた。「でもやっぱり、自らこういった芝居を選んでいるのかな、ってことに最近気づきました。新しい世界への、演劇を信じる挑戦ですね」

ナチスの迫害を受けた同性愛者の悲劇として知られる本作だが、「性別は関係なく、究極の中だからこそ見えてくる愛の物語」ととらえている。厳しい監視のもと、彼らは命をかけて、イマジネーションで愛を通じ合う。「台本を読んで、コレ、本当にお客さんにわかってもらえるのか!?自分がやることで伝わるのか!?と正直、思いました。
でも前作の一人芝居『マクベス』で、多役を担う中でマクベス夫人も演じたんですが“色っぽかった”と言ってもらえたんですよ。

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