くらし情報『大阪公演間もなく!松下由樹が「とにかく怖い」母親役に』

大阪公演間もなく!松下由樹が「とにかく怖い」母親役に

そこを大事にして親子関係を築けたらと思いました」。

「稽古場では『いいね~、怖いね~』と、私への『怖い』は誉め言葉でした」と笑顔を見せる。鉄郎が対峙する惑星の命運を握るプロメシュームは、とにかく怖い存在なのだという。「プロメシュームの人物像を考えると必然なんです。怖いというよりも、本当に倒せない大きな壁。メーテルやエメラルダスにとって、プロメシュームを倒すことは母を倒すことになります。一方のプロメシュームも、星を守るという思いの強さたるや並大抵ではないだろうと。誰よりも高い壁になっていなければ、そこに立ち向かう鉄郎たちの機微も伝わらないと思うので、その気持ちの強さをキープしています」。


永遠の命とは、機械の体であること、限られた命の美しさについて、といったあらゆるテーマで想像を膨らませることができるのも、本作の魅力だと語る。東京公演の間も劇中にふと、プロメシュームに思いを巡らせることもあったとか。プロメシュームの役作りをしている時に「彼女は機械人間だけど、そうならざるを得ない理由があって。でも、まだ心は残っているかもしれない…と思った時にはすでに運命が決まっていて。すごく切ない気持ちなりましたが、凰稀さん、木下さん、伊波さんたちと愛情が通じ合う親子関係を築き上げることができたと感じました。

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