澤村國矢、中村獅童&初音ミクの“超歌舞伎”で大役!
毎年GWの2日間、幕張メッセで開催される大規模イベント「ニコニコ超会議」。そのイベントホールを会場に、約5千人の観客を前に上演されてきた、中村獅童とバーチャルシンガー初音ミクの主演舞台「超歌舞伎」。NTTの最新映像技術を駆使し、巨大画面に映し出された映像上の俳優と生身の歌舞伎俳優が共演する、新時代の歌舞伎エンターテインメントだ。2016年の初演から今年で4回目を迎えた注目作が、遂に南座に初お目見えする。
「南座新開場記念 八月南座超歌舞伎」チケット情報
演目は、獅童の宙乗りや新作を含む南座仕様の豪華3本立て。まずは、観客参加型の解説『超歌舞伎のみかた』に始まり、出雲のお国(初音ミク)とその恋人・名古屋山三(中村獅童)らが次々に踊る新作舞踊『お国山三 當世流歌舞伎踊』、美玖姫(初音ミク)と白狐が転生した佐藤四郎兵衛忠信(中村獅童)がご神木の千本桜を守るため、邪悪な青龍(澤村國矢)と戦う軍物語『今昔饗宴千本桜』へと続く。千本桜の大詰ではバーチャルシンガーの初音ミクが本領発揮、獅童らと観客を煽るなどライブさながらの演出で盛り上げる。
「通常、専門の方がやる大向う(掛け声)も自由に参加していただけますし、大詰では立ち上がって声援を送ったり、サイリウムを振りながら楽しめます」。