生瀬勝久の演出のもと、藤木直人がダメなモテ男に!?
と前置きした上で、「家庭がありつつ、あれだけ大勢の愛人を対等に愛してあげるっていうのは、相当難しいと思います」と分析。すると生瀬が「難しいし、体力もいるんだけど、田島は全員のことが本当に好きで、全部が本心。僕も昔はよくそういうこと言っていたので、共感出来ますよ」と笑うと、「田島の役作りについては、生瀬さんに指導していただきます。」と藤木も笑う。
事務所の先輩でもある生瀬の演出を受けることに藤木は、「それは楽しみですよ。後輩として、生瀬さんの快進撃をずっと見てきたわけですから」と切り出すと、すかさず生瀬から「“怪”進撃だけどね(笑)」とツッコミ。「そんなことないですよ!」と返しつつ、「やっぱり僕もいい歳になってきて、最近はお芝居に関してどうこう言われることも少なくなってきた。そんな中で生瀬さんにいろいろ教えてもらえるのは非常に心強いですし、これでまた自分の引き出しがひとつ増えるのであれば、これほど素晴らしい経験はないと思います」と語る。逆に生瀬に、演出家として藤木に期待していることを聞くと…。
「これがステップアップになる、なんて言うのはおこがましいですけれども、僕としては『藤木の田島も抜群だったよね』ってところまでもっていきたいと思っていて。