とアピールする。
海宝、相葉、内海のトリプルキャストで挑むのは、アーニャを利用するつもりが、次第に彼女に惹かれていく詐欺師のディミトリ。「チャーミングでクスっとさせるところもありますが、どこか食えないキャラクターになればいいですね」とは海宝。相葉は「愛嬌たっぷりのキャラクターを、うまく楽曲に乗せてお伝え出来たら」と語り、内海は「アーニャと出会って成長していくディミトリの姿を見せたい」と続ける。
アナスタシア暗殺の命令をくだされた将官グレブを演じるのは、山本と堂珍。山本は「お客さんがアーニャを応援したいという気持ちを掻き立てるような、大きな壁となる存在」と自らの役どころを分析し、堂珍は「登場人物の中で唯一マイナスからプラスに変わっていく人物。いいスパイスになれれば」と抱負を語る。またアナスタシアの祖母・マリア皇太后役の麻実は、本作が22年ぶりのミュージカル出演。
「壮大な歴史ドラマであり、夢とロマンと幸せに満ちたこの作品に参加させていただけることがとても嬉しいです」と微笑む。フォトセッションで葵と木下が見せたのは、本番用の豪華で煌びやかな舞台衣裳。また高精細LEDスクリーンを使った映像は、かつてない劇空間を生み出す。