スピリチュアルは不安を預けるためのツールまんしゅうきつこさん×田房永子さんレポ(後編)
みたいな(笑)。
まんしゅう:本当にそんなトーンなんですか?(笑)
田房:そう!だからいろいろ受けてみないと自分に合った方法もわからないなと思って。詳しくは『呪詛抜きダイエット』(大和書房)という本に描いたんですが、ハシゴした中でゲシュタルトセラピーというセラピーに出会えて、いまも夢中です。
もちろん、きちんと学問として科学的な根拠のあるセラピーなんだけど、自分の心を整理するという意味で、わたしにとっては宇宙と交信したりUFOを呼んだりするのと同じことをしてるんじゃないか?って思うときがあります。
――さらにイベントでは、客席からの質問に答える一幕も。
「スピリチュアル的なものにハマるようになったきっかけはなんですか?」という質問では、2人のスピリチュアル遍歴の意外なルーツが明かされました。
まんしゅう:わたしは、もともと祖母が迷信やおまじないをすごく信じる人だったんですよ。風邪を引くと、ビニール袋にコホンコホンと咳を入れて、小銭と一緒に結んで道に放り投げておくんです。
そうすると、小銭を拾った人に風邪がうつるって言って(笑)。
田房:うつさないとダメなんだ(笑)。
まんしゅう:うちの母親も、父親と結婚するときに「鬼門からくる嫁はだめだ」