人は食を通じて“セッション”している/「キッチハイク」共同代表・山本雅也さん&藤崎祥見さん
藤崎:場所があったら料理を作りたいっていう人はたくさんいるんですよね。
山本:2つ目は、食にかかわる地域行政や企業とコラボしたポップアップを開催すること。2月に徳島市役所さんとコラボイベントを実施したのですが、人気クックさんに徳島の食材を使った料理をしてもらうことで、徳島の空気や食事が素晴らしいところを宣伝できました。このときもおひとりさまの参加が多かったですが、「しいたけが大きい!」「これ、食べたことある!」などなど、徳島トークで盛り上がってましたよ。
藤崎:食がうまく作用してる証ですよね。
山本:そして、3つ目が、「オフィスKitchHike」 です。クックがオフィスやコミュニティスペースに、“食”と“交流”をテーマにしたPop-Up(料理イベント)を開催しにいく企画です。お昼ごはんをチームみんなで一緒に食べると楽しいよ、夜のまかないを食べながらおしゃべりしよう、という、KitchHikeの社風まるごと提案していきます。
藤崎:カルチャーコンサルみたいな感じでしょうか、いわゆる普通のケータリングとは違いますね。
――編集部もですが、みんなで一緒にごはん食べてるチームって仲いいですよね!
山本:もう喫煙室とか、変な飲みニケーションとかいう時代でもないですからね。