こんな賃貸リノベは失敗する!ダメ大家さんあるある 【なんでも大家日記@世田谷】
春は賃貸募集の繁忙期。
入居者募集中の大家さんにとっては、なにかと気をもむ季節です。
僕のまわりにも、大枚をはたいてリノベーションしたのに半年以上も入居が決まらず、困っている大家さんがいます。
こういう場合、問題なのは当の大家さんご自身が「お金をかければ入居者が決まるのは当たり前」と思っていることだったりします。
今回は、僕が見聞きした事例を参考にしながら「ダメ大家さんあるある」を挙げてみたいと思います。
北の魔女 / PIXTA(ピクスタ)
■ ダメ大家さんあるある1. とにかく工事業者に丸投げ
マンション投資をやっている方も含めて、一番陥りがちな失敗がこれではないでしょうか?
無責任な大家さんが口にする決まり文句があります。
freeangle / PIXTA(ピクスタ)
「素人だから細かいことはわからない。とにかく(入居者が)入るようにリフォームしてくれ」
大家さんにとって賃貸の部屋は商品ですから、随分と無責任な発言なのですが、年配の資産家の大家さんにはこういう方がけっこういらっしゃったりします。
なかには、「(工事)業者が、いちいち壁の色だの床の色だの確認してきてさ。