こんな賃貸リノベは失敗する!ダメ大家さんあるある 【なんでも大家日記@世田谷】
本来、そんなときに適切なアドバイスをくれるのが不動産業者さんなのですが、世の中の大家さんの一部には不動産業者さんを信用していない方もいるようで、こんなことを言う大家さんに会ったこともあります。「あいつら(不動産業者)は、(家賃を)下げてもいいから、とにかく(入居者を)入れりゃいいと思ってるんだ」
まあ、そういう側面がないとはいえませんが、入居者さんが見つからないと困るという事情は大家のほうが深刻なわけで、そんな不満を言ってもどうにもなりません。
大家たるもの、費用対効果の計算や物件への思い入れがあっても、そこはぐっとこらえて、エリアの相場をよく見きわめてなるべく客観的な値付けをするべきであり、それこそが入居者が決まるいちばんの近道なのです。
yod67 / PIXTA(ピクスタ)
このようにお金をかけたからといって簡単に入居者が決まるわけではないのが賃貸リノベの難しいところです。
「いや、それでもうちの物件はどうしても相場より高く貸したいんだ!」
そうおっしゃる方もいるでしょう。
個人的にはそういうときに力を発揮するのがインテリアだと思っています。
次回は、今までうちのマンションでおこなってきたリノベーション工事のなかから「ちょっぴり高級感を出せるアイデア」を厳選してお届けします。