ワインレッドの外観が目印!離れながらつながるヘアサロン兼住居【住まいの設計】
ドアを開けても生活の様子が直接見えない工夫が取られていました。
また寝室などプライベートな空間は店側からいちばん遠い場所に置きました。
店とは違い白をベースとした内装は、ほたて漆喰の壁や無垢材が生かされナチュラルな志向が伝わってきます。
「店と自宅は同じ建物。気持ちを切り替えるために雰囲気を変えたかった」と妻。
仕事が終わり、扉を開ければホッとできる住まいが待っています。
LDKの主役は、妻の要望と趣味を存分に生かしたキッチンです。
妻と建築家の岡山輝子さんとで綿密に打ち合わせし、壁面は人気のサブウェイタイルを貼り、さらに目地の色にもこだわって仕上げた空間です。
木と鉄を組み合わせて見せる収納を意識した棚を造作で取り付けたことで、カフェ風に仕上がりました。
長いカウンターはその半分をテーブル仕様にしてダイニングスペースに。
あとの半分はソファと接し、リビングと一体化させています。
キッチンからデッキにも目が届き、コミュニケーションの取りやすさは格別です。
キッチンは2列配置で、カウンター下に家電などを収納しています。
「できるだけ時間にゆとりを持ちたいと、前々から憧れていた大容量の食洗機も導入できて満足。