学校では教えてくれない!住宅、金融、保険の「ポジショントーク」にご注意 vol.3
住宅コンサルタント兼住宅セカンドオピニオンである、寺岡孝さん著の最新刊『学校では教えてくれない!一生役立つ「お金と住まい」の話』を読んで、今後のライフプランニングに役立ちそうな内容をご紹介しています。
最終回は、「保険」と「老後資金」の話を交えながら、住宅、保険など大きな買い物の際に必ずと言っていいほど遭遇する「ポジショントーク」についてです。
kuro3 / PIXTA(ピクスタ)
「貯金がしたい」「資産運用がしたい」「マイホームが欲しい」「安心な老後を送りたい」……。
本書では、誰もが今もこの先も安寧な暮らしを送るために不可欠な「お金と住まい」の話について具体的にかつ分かりやすく教えてくれます。
■ 様々な場面で遭遇する「ポジショントーク」は知識を持って対処を
みなさんは「ポジショントーク」ということばを聞いた事ありますか。
意味深な和製英語ですが「自分の立場で自分に有利(有益)になる発言」という意味です。
もとは金融用語として使われてきたのですが、今は多くのシーンで使われています。
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営業マンが自社の商品を売りたいがために本来比較すべきでない事例を引き合いに出して、論理立てて説明し、その論理に公平性がなくてもストーリーを成立させてしまいます。