優秀な不動産営業マンほど、部屋を見せない!?「買います」と客に言わせるテクとは?
■ 競馬の騎手と同じ!? 「内容のいい」お客様ほど、腕のいい営業がつく
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モデルルームを訪れると接客コーナーに通され、そこでまずアンケートを書くことになりますが、お客様の内容がいい(医者・弁護士・一流企業勤務など)場合ほど腕のいい営業が担当することになります。
マンションは一室売るのも大変であるからこそ、そういったお客様は絶対に決めなければならないからです。
ですので、成績のいい営業は次々といいお客様が割り当てられ、そうでない営業はその逆になります。
勝てば勝つほど強い馬の騎乗依頼が来る競馬の騎手のような世界でした。
■ セールストークは必ず「今が買い時です!」からスタートする
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そうして商談がスタートするのですが、私がいた会社の場合は必ず「今が買い時です!」という話題からスタートするように決まっていました。
景気がいい時はまさにその通りなのですが、そうでない場合はどうするかというと……、
不景気の時は政府が景気刺激策を取りますが、大抵の場合は住宅政策がその柱となります。
税制上の優遇措置等、様々な手が打たれるため「住宅を買いやすくするため政府がこれだけのことをやってくれるのに、これを使わない手はないでしょう」