あっちをふさげばこっちから水が?漏水箇所を発見する難しさ【なんでも大家日記@世田谷】
ハンマーでタイルを少しずつ壊していくと、まっぷたつに割れた金属パーツが出てきました。
水道屋さんによれば、これが水道管をつないでいたのですが、数十年の歳月で経年劣化していたところに、水が凍って膨張した圧力が加わり、破裂してしまったそうです。
ここに新しいパーツを差し込んで水道管をつなぎ、ひとまずは修理完了です。
「ひとまず」というのは、修理した箇所よりもさらに奥の配管に故障があるかもしれないからです。
もし、そうなるとさらに広範囲に壁を壊すことになり、手間も費用もかかります。
祈るような気持ちで水道メーターを開けて水を流してみると、目立った水漏れもなく無事に流れました。
穴をボードでふさいでもらい、トイレの修理が完了しました。
■ 給湯の配管からスプリンクラーのように水漏れが……
ホッと胸をなでおろしたのもつかの間、水道屋さんからの次のひとことが。
「あとはお湯ですね」
当たり前ですが、水とお湯は配管が分かれているので、別に確認しなければならないのです。
まっさきに心配すべきなのは給湯器ですが、幸運なことに給湯器本体は故障しておらず問題なく動作しました。