住宅ローンは「お得」かどうかではなく「自分に向いている」ものを選ぶのが正解!
たくさんの物件を見学して、オンリーワンの住まいが見つかったら、次は「住宅ローン」の申し込みです。
住宅ローンにはいくつかの種類がありますが、どれを選ぶのが一番「お得」なんでしょうか?
■ 金利の種類を知ろう!
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住宅ローンの金利には、変動金利と固定金利の2種類があり、さらに固定金利には、一定期間の金利を固定する「固定金利特約型」と、完済まで固定の「全期間固定金利型」の2種類があります。
ここでは全期間固定金利型についてご紹介します。
まずはそれぞれの特徴やメリット・デメリットをみていきましょう。
■ 「変動金利」ってどんなもの?
変動金利のメリット
変動金利の大きな魅力は、固定金利より低い金利設定です。
「変動」と聞くといつも金利が変わって返済額が安定しないイメージがありますが、変動金利の仕組みを知ると、実はそうではないことが分かります。
saki / PIXTA(ピクスタ)
変動金利の場合、その利率は年2回(4月1日、10月1日)見直されますが、しかし、その都度毎月の返済額が変わるわけではなく、返済額は5年間一定となります。
5年後、年2回ずつ見直された金利がトータルで上昇または下降していれば、それが返済額に反映されます。