住宅ローンは「お得」かどうかではなく「自分に向いている」ものを選ぶのが正解!
であることです。
また、保証人が不要で保証料や繰り上げ返済手数料が無料なのも大きな魅力です。
フラット35のデメリット
さわだゆたか / PIXTA(ピクスタ)
変動金利の基準金利は現在2.475%ですが、多くの金融機関では基準金利から-1.7%や-1.85%の金利を優遇し、実際の貸し出し金利は0.7%前後で推移しているのが現状です。
フラット35の金利は2018年7月現在、返済期間15年~20年が1.290%、返済期間21年~35年が1.340%(融資割合90%以下、いずれも最頻金利)と、変動金利の倍近くで推移していて、この傾向が続くようなら最終支払総額は変動金利の方がかなり少なくなる可能性があります。
makaron* / PIXTA(ピクスタ)
また、多くの金融機関ではフラット35の融資にあたり融資手数料を徴収しており、それを融資金額の2%前後に設定している金融機関もあったりします。
保証料無料のメリットをうたっているフラット35ですが、融資手数料がかかることでその分が相殺されてしまっているのです。
■ 結局、お得な住宅ローンはどれ?
日本銀行の公表データによると、変動金利の基準となる短期プライムレート(企業向け最優遇貸出金利)