快適さのカギは結局「窓」!断熱セミナーに参加して分かったこと
そのため長時間外出するときはカーテンを閉めるよう心がけていますが、これだけで帰宅時の室温が全然違います。
■ 二重サッシはもともと断熱対策用だった
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線路沿いや高速道路沿いのマンションで筆者はこれまで二重サッシというものを何回も見ており、その遮音性能のすばらしさについては十分に理解していました。
サッシの内側にさらにサッシを設けるインナーサッシは、元々は断熱を目的として開発されたものだったそうです
熱の伝わりやすさは固体>液体>気体の順とされており、2層のサッシの間に空気をたっぷりと含んだインナーサッシは確かに断熱に有効です。
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マンションの大規模修繕工事で新たに全住戸に設置された事例もあるそうで、今後最も可能性がある手法に感じられました。
またガラスを交換する場合は二層になった遮熱ガラスも検討可能で、その際に間の空気をアルゴンガスにするとより高断熱になります。
■ 表面だけのフルリノベーションにならないために
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断熱材自体は安価であるため、屋根裏に断熱材を敷き詰めれば、それほどお金をかけずに確実な断熱を施すことができます。