あなたのキッチンは大丈夫?実は「左利き仕様」が多いって本当?
筆者は、ライフオーガナイザーという整理収納の資格を学んだのですが、その中で”利き脳”と呼んでいる「脳の癖」を活かした収納構築があります。
利き手で考えるとわかりやすいのですが、右利きの人が左手で何かしようとすると、動きがギクシャクしてしまいますよね。
実は同じようなことが脳にもあって、考え方のクセがあるんです。
利き脳や利き手など、自分に合った収納や動線にしておくと、毎日の作業を短縮する時間がわずかでも、10年、20年と続けることで違いは大きくなるだけでなく、ストレスの低減にもつながりますよね。
筆者のように整理収納の仕事をしていると、できるだけ顧客の考え方の癖や利き手、動線などに沿って収納を構築しようとしますが、家を建てた方でも意外と知らない、利き手によって異なるシステムキッチンの選び方について書いていこうと思います。
■ シンクとコンロの位置は利き手によって異なる
右利き、左利きでの違いはというと、シンクとコンロの位置です。
右利きでは、左にコンロ、右にシンク。左利きでは、左にシンク、右にコンロとなります。
なぜだかわかりますか?
例えばお鍋で作った料理をお皿に移すことを考えるとわかりやすいと思います。