あなたのキッチンは大丈夫?実は「左利き仕様」が多いって本当?
右利きならば、左にコンロがあると、そのまま左手で重い鍋の取っ手を持ち、右手(利き手)でフライ返しやヘラを使って料理を楽に移すことができます。
ところが、右にコンロがあると、左手で重い鍋を持ってお皿を一旦超えてから右手で移し、また皿を超えて鍋をコンロに戻すことになります。
包丁で材料を切ってフライパンなどに入れる場合もです。
左手にまな板を持って右手の包丁などで、そのまま鍋に入れることもできます。
ふじよ / PIXTA(ピクスタ)
そのため、自分から見て、シンクは右側、コンロは左側が望ましいとされています。
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■ 利き手に合った新築・リフォームで快適なキッチンを!
ご存じのように、右手が利き手の方は多く、世界人口の90%ともいわれています。ところが、少なくとも筆者がお邪魔するお宅では左利き向けのキッチンとなっていることが多いんです。
これは古い住宅に限ったことではなく、最近の分譲住宅などを見てもかなりの割合で左利き用となっているんです。
gootaro / PIXTA(ピクスタ)
理由は、地域差があるものの、南向きにLDKを配置し、統計的に好まれる間取りを配置した結果だと思います。