子どもが巣立ってもOK!子ども部屋は「仕切り」を設けてつくる
整理収納のご依頼をいただくなかで、たまに60代の方のお宅に伺うことがあります。
そのようなお宅は子どもすでに独立していて、子ども部屋が「開かずの間」と化した物置部屋になっているのが大きな特徴です。
30代と60代のお住まいでまったく異なるのは、家の築年数はもちろん、古い思い出の品の量なのですが、整理収納を要望いただくのはリビングやダイニングで、「開かずの間」の整理を要望いただくのは意外にも少ないんです。
これは、「子ども達の部屋は、それぞれの子どものもの」というお考えがあるのと、子ども部屋は扉で見えないので、雑然としていても、モノが積まれた状態でも視界に入らないためだと思われます。
そのため、新築のご相談を受けるときに強くオススメすることがあります。
それは「それぞれのお子様の部屋を作るのではなく、大きな部屋を可動式の仕切りで分けませんか」という提案です。
■ 天井までの「可動式収納」で仕切って子ども部屋を作ろう!
おすすめしたいのは「可動式収納」です。
runa / PIXTA(ピクスタ)
天井近くまで高さのある収納で、一見普通のクローゼットのように見えますが、移動できるので「仕切り」