くらし情報『異常気象でも大活躍!コンクリートのこと、どれくらい知ってる?』

2018年9月19日 21:30

異常気象でも大活躍!コンクリートのこと、どれくらい知ってる?

ダムの目的は水を堰き止めることにあり、中性化の進行しやすさという点ではマンションの比ではないはずです。

実はダムには鉄筋が使用されていないという話を聞き、長年の疑問が文字通り氷解しました。

川の水を堰き止めるためのダムの場合、圧縮に強ければそれで十分であり、引っ張りに対する強さというものは一切必要ありません。

内部に鉄筋がないということはセメントと砂と砂利だけでできているということになり、ダムはいわば巨大な石灰岩の塊ということができます。

これなら何年たっても内部が劣化するということはないのです。
注意して街を歩けばセメント工場を見かけることは多い
セメント工場

スイマー / PIXTA(ピクスタ)

コンクリートは時間の経過とともに変質するため、工場でミキサー車に積み込まれた生コンクリートはできるだけ早く施工現場に運ばなければなりません。

工事現場がどこであろうと90分以内に運び込まなければならず、そのためセメント工場は日本中に均一の間隔で設置されていて移転することはほとんどないという話を聞いたことがあります。

注意して街を歩いていればセメント工場を見つけることは多いと思います。


その際にこの話を思い出していただけると幸いです。

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