くらし情報『1万5000件以上が介護で虐待!介護者の暴力は認知症への誤解が原因?』

2018年9月18日 17:50

1万5000件以上が介護で虐待!介護者の暴力は認知症への誤解が原因?

を占めています。
暴力

Ushico / PIXTA(ピクスタ)

以下、夫の21.0パーセント(3,703件)、娘の16.5パーセント(2,906件)の順に続いています。

では、なぜ息子の暴力が多いのか。

それは、もともと力の差があるうえ、身内という遠慮のない関係が災いし、暴力をふるいやすいのではないかと思われます。

■ 在宅介護で虐待が起こる最大理由はストレス!

息子や娘は、自分を育ててくれた親をいつまでも気丈で尊大な人と思いたいものです。

しかし、幼児のようにわがままや身勝手な振る舞いをする親に、我慢できなくなり、つい手を挙げてしまうのではないでしょうか。

厚生労働省の調査によると、在宅介護で虐待が起こる最大の理由は「介護疲れ・介護ストレス」とのこと。

介護ストレス

shimi / PIXTA(ピクスタ)
徘徊や異常行動を起こす親に振り回されると、疲れ、ストレスが溜まり、やがて冷静に対処することができず、大声で怒鳴ったり、手が出たりします。

■ 病に対する理解不足は悲劇を生む根源

同じ質問を一日に何十回もされると、多くの人は冷静さを失うでしょう。

でも、それが認知症なのです。

言ったこと、聞いたことをすぐに忘れる病が認知症なのに、性格が悪いとか頭がおかしいとか、本気で思ってしまう人もいます。

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