狭小住宅でも快適に住める!「ちっちゃな家の空間3原則」って?no.1
突然ですが質問です。
皆さんは「ちっちゃな家の空間3原則」というものを聞いたことはありますか?
これは、狭小住宅を数多く手掛けている建築家・杉浦伝宗さんが提唱された名言です。
杉浦さんは『それでも建てたい!!10坪の土地に広い家―「ちっちゃな家」の空間3原則』という本も出版されています。
住まいのプランやデザインを考える上で、筆者はこれをよくキーワードにさせてもらっています。
では、この3原則とは、いったい何でしょうか?
■ 「透ける」「抜ける」「兼ねる」。この3原則に込められた意味とは?
それは「透ける」「抜ける」「兼ねる」。
この3つを駆使することで、限られたスペースを最大限に活用し、快適に、そして楽しく住める「ちっちゃな家」が実現できるということなんですね。
と、ここまで読んだ皆さんの中には、
「なんだ、杉浦さんのような著名な建築家に依頼しないと、狭さを感じない素敵な狭小住宅なんて無理なのね」
と、思う方もおられるかもしれませんが、そうとは限りません。
makaron* / PIXTA(ピクスタ)
既にでき上がった新築でも、これからやるリノベーションでも、賃貸住宅であっても、ちょっとした発想の転換や割り切りで、簡単に、しかもローコストに取り入れられることもあるはず。