基準地価が27年ぶりに上昇!自宅の「地価」も上昇したのか調べる方法
では、「実勢価格」を自分で調べるにはどのようにしたらいいのでしょうか。
■ 国土交通省の土地取引価格情報を利用してみよう!
国土交通省では、実際の土地取引価格情報を、取引を行った当事者である「買主」に対してアンケートを行い、その情報を個別の物件が容易に特定できないように加工して公表しています。
bee / PIXTA(ピクスタ)
これは土地取引の「登記情報」をもとにアンケート調査を行い、それによって得られた情報なので、その信用性は高いものだといえます。
国土交通省「土地総合情報システム」の不動産取引価格情報検索ページでは、調べたい場所の都道府県、市区町村、地区名までを指定して検索できますので、ご自宅の近くに実際の取引事例があるかどうか確認してみてください。
この土地取引価格情報には、最寄り駅までの距離や実際の取引総額、面積、形状、道路状況、用途地域や取引時期等だけではなく、今後の利用目的や取引の事情等まで記載されているものもありますので、実勢価格により近い情報を得ることができます。
ただし、実際の不動産取引においては、様々な個別要因や、取引の行われた事情(買い進み・売り急ぎ、またはその逆)