築古マンションは積極的に古さを活かすのが吉?【なんでも大家日記@世田谷】
ひと昔前なら、タイルには塗装がのらないと考えられていました。
現在では、下地の素材と塗料を密着させる技術の開発が進み、タイルへの塗装も可能になったそうです。塗装後のタイルは、こんな感じ。
目地の汚れなども見えなくなり、ツヤのない落ち着いた質感になりました。
注意したいのが、通常の塗装などにくらべると、若干強度は劣るということ。
塗装がはがれてしまえば、下地が見えてしまうので、要注意です。
今回は白タイルを白で塗装したので、多少の傷なら目立たないと思いますが、床のように頻繁に摩擦が加わる箇所のタイル塗装はやめておいたほうがいいでしょう。
ということで、床にはDIYで青と黒のミックスタイルを新たに貼りました。
塗装も済んで完成した写真がこちら。
ガラリと雰囲気が変わって、おしゃれになりました。
■ 下地のブロックを現しにしてインテリアのアクセントに
いつものリノベならトイレのドアがつくはずの箇所には、既存のブロック壁の風合いを活かした空間を作りました。
この壁は今回のリノベーション工事の目玉のひとつ。うちの物件では、いたるところにブロックが建材として用いられています。