5分間で片付けのやる気をおこす!心理学を応用した片付け習慣・その19
100年以上前のことですが、ドイツの精神科医であるエミール・クレペリンが「作業興奮」という概念を提唱しています。
これは簡単に言うと「作業をやり始めると気分がノッてくる」ということなのですが、近年では脳科学の見地からも証明されています。
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脳には「側坐核」という箇所があり、刺激すると快感を覚えるため“快楽中枢”とも呼ばれています。
この側坐核は、「成果が見える」ということが大好物。
ちょっとした成果でも、「楽しい!もっとやろう!」とやる気をどんどん引き出してくれます。
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■ 片付け作業は、脳の「側坐核への刺激に向いている。
片付けの良いところは、たった5分間でも手を動かせば何かしらの変化が起きること。
「ゴミがちょっとだけ少なくなった」「服が少しだけ片付いた」
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ほんの小さな変化でも、脳は「成果が出た!もっとやろう!」とやる気を出してくれるのです。
そうなれば、もうこっちのもの。
タイマーが鳴ろうが、曲が終わろうが片付けを続ければ良いだけです。