くらし情報『5分間で片付けのやる気をおこす!心理学を応用した片付け習慣・その19』

5分間で片付けのやる気をおこす!心理学を応用した片付け習慣・その19

100年以上前のことですが、ドイツの精神科医であるエミール・クレペリンが「作業興奮」という概念を提唱しています。

これは簡単に言うと「作業をやり始めると気分がノッてくる」ということなのですが、近年では脳科学の見地からも証明されています。
掃除

Deja-vu / PIXTA(ピクスタ)

脳には「側坐核」という箇所があり、刺激すると快感を覚えるため“快楽中枢”とも呼ばれています。

この側坐核は、「成果が見える」ということが大好物。

ちょっとした成果でも、「楽しい!もっとやろう!」とやる気をどんどん引き出してくれます。

掃除

A_Team / PIXTA(ピクスタ)

■ 片付け作業は、脳の「側坐核への刺激に向いている。

片付けの良いところは、たった5分間でも手を動かせば何かしらの変化が起きること。

「ゴミがちょっとだけ少なくなった」「服が少しだけ片付いた」
服の整理

CORA / PIXTA(ピクスタ)

ほんの小さな変化でも、脳は「成果が出た!もっとやろう!」とやる気を出してくれるのです。

そうなれば、もうこっちのもの。

タイマーが鳴ろうが、曲が終わろうが片付けを続ければ良いだけです。

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