鏡が割れたのは誰のせい?施主支給で失敗しないコツ【なんでも大家日記@世田谷】
古いマンションを購入して個性的なリノベーションを施す人が増えるなか、施主支給もあたりまえのように浸透してきた感があります。
かくいう僕も、リノベーションのたびに必ず施主支給をおこなっています。
設備を購入する際になるべく安価に済ませることができますし、建設会社では取り扱いのない個性的なアイテムを採用することができるのも魅力です。
しかし、良いことばかりではありません。きちんと考えたうえでおこなわないと思わぬ失敗やトラブルにみまわれることも。
今回は、僕が苦労したり失敗したりして気づいた施主支給の注意点をまとめてみます。
■ 動作不良のリスクがある品物は業者さんにお願いするのが無難
freeangle / PIXTA(ピクスタ)
なんといっても自分で商品を手配する手間の分だけ費用が浮くのが施主支給の利点でしょう。
ですが、裏を返せば自分で入手した商品については、施工業者は責任を持ってくれないということでもあります。
具体例を挙げましょう。
昔から付き合いのある電気屋さんからテレビモニター付きインターフォンを購入しようとしたことがありました。
インターフォン本体を購入するだけで、設置は部屋の工事を頼んでいる業者さんにお願いするつもりでした。