くらし情報『東日本大震災で分かった“多頭飼い”ペットの避難で必要なこととは?』

東日本大震災で分かった“多頭飼い”ペットの避難で必要なこととは?

実際には避難しませんでしたが、もし長期間に渡り車の中で避難生活することになれば、人間もペットも大変危険な状態になっていたに違いありません。
ペット車

TuelekZa / PIXTA(ピクスタ)

これまでの災害では、ペットを避難所に入れることはできませんでした。

ペットと避難所に来た人は、自家用車の中で人とペットが一緒に生活するケースが多かったようです。

狭い空間で長時間じっとしていると、人間は「エコノミークラス症候群」になる危険性がありますし、ペットは夏ならば熱中症になる恐れがあります。

車に乗っていれば大丈夫という考えは間違っているのです。

現在は、避難所や仮設所によって条件は違いますが、避難所の屋内または屋外にペットを係留することができます。

■ 災害に備えて、普段からできる対策法とは?

災害のときに一番怖いのは、「ペットが迷子になること」と「ペットが衰弱してしまうこと」です。

迷子の犬

hashisatochan / PIXTA(ピクスタ)

日常から災害に対する準備をしておくことで、いざというときに対応することができます。

詳細は以下のようになります。
  • 住まいの防災対策をする
  • ペットのしつけと健康管理
  • ペットが迷子になった時のための対策
  • ペット用の避難と用品、備蓄品の確保
  • 避難所や避難ルートの確認等の準備
犬は、普段からしつけを行っていても、パニック状態になったときや、慣れない環境の中で過ごさなくてはならないときは、無駄吠えをしたり、過度に徘徊したりします。

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