消費税が2019年に10%に!家は今建てるべき?【ハウスメーカーに5年勤めて分かった!】
いよいよ来年の2019年10月には消費税が8%から10%に上がります。
たった2%とはいえ、住宅においてはその金額の差が大きく表れます。
ですから、今のうちに購入しといたほうがいいのか、焦らなくてもいいのか悩む方が多いのではないでしょうか。
今回は注文住宅において、消費税増税前に購入すべきか、はたまた増税後でもいいのか、検討していきたいと思います。
建てる気がある人は、増税前に建てたほうが良い理由
住宅の建てどきは、増税前なのか増税後なのかは正直に言いますとその人の状況によって異なります。
ロストコーナー / PIXTA(ピクスタ)
まず、増税前に買うべき人はすでに建てる予定がある人です。
例えば建築費が3,000万円だとして、8%だと3,240万円ですが、これが10%になると3,300万円となり、60万円の開きがあります。
これだけでも差は大きいですが、注文住宅を建てるには建築費以外にもかかる費用がたくさんあります。
freeangle / PIXTA(ピクスタ)
インフラ関係の工事や仮設工事、また建て替えの場合は解体費用がかかります。消費税はこれらにもかかります。
また、インテリア工事費用や諸費用、家具、家電など、どんどん消費税増税分が加算されていきます。