くらし情報『2025年、マンションでは「2つの老い」が進行しているってどういうこと?』

2018年12月6日 11:50

2025年、マンションでは「2つの老い」が進行しているってどういうこと?

と説き、「その後の姿」として

1.子供たちも、多くは自分の家を所有済み、転売して新しい購入者が住む。
2.転売せずに賃貸に出す。賃借人が付くなら、空き家にはならない。
3.売るに売れず、貸すに貸せず。固定資産税や管理費等が持ち出しになる負の資産になる
4.負の資産として、はなから相続を放棄。管理費等の請求先がない状態へ

という4通りのモデルを提示しています。

1か2なら全く問題なし。管理会社のフロントを長くやった筆者は3の事例は知っていますが、4については考えたこともありませんでした。
今回のセミナーで最も印象深かった項目です

■ 「三つの方法」に飛びつくな?
大規模修繕

ABC / PIXTA(ピクスタ)

2025年問題で最も避けなければならないのが管理不全によるマンションの廃墟化であることは誰もが認めています。

老朽化したマンションの「建替え」や「更地清算」が現実問題としてかなり困難である以上、諸問題への対策としては「長寿命化」しかないというのが一般的な論調となっています。

これについては筆者も同感でしたが、一方で「長寿命化」のために必要だとして提示された管理組合の活動内容に対しては「非現実的」

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